夏、はじめました。
新潮社、角川書店、集英社、 「夏の100冊」が今年も始まりました。
三者三様のフェアなのは、ラインナップの雰囲気を見てもよく分かります。
毎年POPに力が入っている「Yonda?新潮社の100冊」がやはり一番目を引きますが、
「これはズルイ!」と思わず唸ってしまうのが、集英社のナツイチ。
昨年から注目されている「文豪の名作」×「人気漫画家」のスペシャルカバーが、
今年も新作を率いて登場です。
昨年、表紙カバーを一新。
「DEATHNOTE」「バクマン」の小畑健イラストにしたところ、驚異の売上を叩き出した集英社の「人間失格」。
これは格好良すぎる。
今年も売れております。
2009年は、太宰治生誕100周年ということもあり、どのフェアも太宰治には力が入っています。
個人的には、角川書店の梅佳代カバーが秀逸!
「走れメロス」はあまりにウメカヨで、ニヤニヤしてしまいます。
走らされメロス。
今年のナツイチには入っていませんが、昨年登場した「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦イラストカバー「伊豆の踊子」も、やっぱり素敵。
ゴゴゴゴゴゴゴ
桜がまるでスタンドのようです。
ジャケット買いならぬ、カバー買いをしてしまうのも、
たくさんの本が一堂に会する「夏の100冊」の楽しみのひとつ。
どうぞ、この夏のお供を見つけてみて下さい。