ドラゴン
架空の生き物「ドラゴン」。
世界中で愛されていく年月・・・
まぁそれはそれとして、今回はドラゴンボール、の話しではなくドラゴンクエスト、の話しでもありません。
今回紹介するのはナオミ・ノヴィクの「テメレア戦記」です。
19世紀初めのヨーロッパ諸国の戦争が舞台となっています。
この時代はナポレオンがフランスを支配していた時代で、史実も交えながら描かれる歴史ファンタジーです。
19世紀初頭、イギリス戦艦リライアント号が、一隻のフランスのフリゲート艦を拿捕(だほ)したところから物語は始まります。
イギリス戦艦のキャプテン・ローレンスは戦利品の中にドラゴンの卵を見つけ、帰還途中に孵化してしまいます。
孵化した赤ちゃんドラゴンはローレンスを”竜の担い手=パートナー”に選びます。
この物語のドラゴンは野生のドラゴンでない限り1頭(匹?)で活動させる事はありません。
で、孵化した赤ちゃんドラゴンが自分の意志で乗り手を選ぶのです。
不幸にもパートナーに選ばれてしまったローレンスは、誇りであった海軍を辞め空軍に配属する事になったのです。
ですが、最初はいやいやパートナーになったローレンスも徐々にテメレア(ドラゴンの名前)に心惹かれ2人は固い友情、いやそれ以上の感情で数々の困難に立ち向かいます。
と、まぁこんな感じで話しは流れていきます。
もちろんこの時代に空軍などありはしません。
ドラゴンもいるはずありません。
そこが歴史ファンタジー!
しかもテメレアは中国の誇るドラゴンだったのです!!
だからなのかは知りませんが、生まれた時から英語もフランス語も話せると言う天才児なのです。
何と彼は孵化する前の卵の中でクルーの話している言語をみるみるマスターしていきました。
あぁうらやましぃ〜(‐‐;
歴史好きでドラゴン好きの僕には最高の読み物ですよ(^^)
想像力が掻き立てられます。読んでる間中頭の中でドラゴンが飛びまくってます!!
その辺にドラゴンの卵ころがってねぇかな〜・・・
日本語訳版は残念ながらまだ2巻までしか発売されていません。
しかも2008年12月に出たばっか・・・1巻の発売が2007年12月で1年間が空いているので恐らく3巻は2009年12月でしょう。
早く読みたくてうずうずしてます。
2巻も結局楽しみにし過ぎていたのでほぼ1日で読破!!!明け方4時くらいまで読んでましたね〜。
次の日しんどかったね〜(_ _;皆さんは程々にね〜。