VOCALOIDの名曲が、ついに書籍化!
VOCALOID(ボーカロイド)はヤマハが開発した歌声を合成するソフトで、
CDやゲームも発売されている「初音ミク」もその内のひとつです。
そのシリーズのひとつに、14歳の少年少女が歌ってくれる「鏡音リン・レン」があります。
今回ご紹介する「悪ノ娘 黄のクロアテュール」は、悪ノPという作曲者が
「鏡音レン・リン」を使って作曲した歌をもとに本人が書かれた物語です ヾ(・ω・`)ノ
広大な王国を治める「悪ノ娘」と呼ばれた14歳のワガママな王女と、そんな彼女に仕える
顔の良く似た「召使」の少年を中心にして展開する、悲劇的な物語です。
動画サイトで再生数100万回を超えた名曲
「悪ノ娘」と「悪ノ召使」がもとになって
いるワケですが、筆者も大分前に動画サイトで
両方とも聞いたことがあります。
が、ものの見事に涙腺が崩壊しました (´;ω;`)
特に「悪ノ召使」ではポロポロと泣かされたものです (ノω・、)
さすがは「鏡音三大悲劇」のひとつにも数えられ
ている曲だと思い知りました。
※「鏡音三大悲劇」とは、鏡音リン・レンが歌う悲し
い結末の物語を歌った曲のこと。
「三大悲劇」の字の通り、3つの悲劇的な物語。
その名曲を作曲者本人が小説化したとあって、歌
の世界では描かれなかった「悪ノ娘」や「召使」の心
情、その他の魅力的な登場人物の裏側なんかも楽
しめます (v ゝ`ω・)
筆者が驚いた上に嬉しかったのは、原曲には登場し
なかった「神威がくぽ」(あのGACKTの声をもとに
して作られたボーカロイド)まで登場していたことです Σ(゚Д゚ノ)ノ
本を読んでから曲を聞いてみようと思っている方は、本の終わりの、さらに後の様子を歌った
「リグレットメッセージ」も聞くことをオススメします d(ゝ∀・ )