信念を貫き通す、男が惚れる男“剣心”!「るろうに剣心」好評発売中!
今回の記事でご紹介させていただくのは、週刊少年ジャンプで連載されていた人気コミック
「るろうに剣心」です (・ω・)ノ
著者:和月伸宏 価格:各410円(税込) 刊行巻数:全28巻
<あらすじ>
幕末の日本に、最強の人斬りとして人々を震撼させた凄腕の剣客がいた。
人呼んで「人斬り抜刀斎」。
彼は、新時代「明治」の幕開けとともに歴史の表舞台から忽然と姿を消し、その名は伝説と化していった。
それから10年。
人を斬ることを自らに堅く禁じた抜刀斎は、その刀を決して人を斬ることのできない「逆刃刀」に持ち変え、流浪人・緋村
剣心と名乗り、弱い立場の者を救い本当の意味での維新を成し遂げるため、東京の下町に現れる。
今回、10数年ぶりに「るろ剣」を読み直しました。
内容をほぼ忘れていましたが、いまだに覚えているのは「斉藤 一の牙突」と「志々雄真実」くらい。。。( ;-`д´-)
なんでだ。。(;´゚Д゚)ゞ
読み始めの序盤は、正直つまらない漫画だなと思ってしまいました。
人斬りを禁じ、弱いものを救う、綺麗事を並べた無駄にイケメンな優男の物語だなと。
が、しかし!!
7巻から始まる京都編から「るろ剣」は段違いに面白くなります (o・ω´・o)v
7巻までは京都編のただの前フリに過ぎません。
魅力ある敵キャラや仲間たち、めちゃくちゃ強い師匠の登場に始まり、人斬り時代の罪の意識、頬の傷に隠された過去の
重責など、剣心の心の内面も京都編以降、一気に表現されます。
「不殺(ころさず)」という信念をここまで貫き通す剣心には、さすがに押しに強い私も心を打たれました (´;д;`)
少年漫画でこれほど悲しみと罪を背負い込んだ三十路主人公はいないでしょう。
そして言わずもがな、悪役の代名詞「志々雄真実」である。
その見た目と言動は、見る者に強烈な印象を与えます。10数年前から記憶に残り続けるワケですね。
志々雄をとりまく十本刀も各々に信念を持ち、素晴らしい個性があります。
残念ながら、今週末の25日に公開される実写映画
は京都編ではないらしいです (≧ヘ≦ )
でも、今回の映画を見て面白いと思ったあなた!
そして、つまらないと思ったあなたも!
ぜひ、コミックス7巻以降を読んでみて下さい。
7巻までは、前フリです (`・д・´)ノ
完全版&文庫版も好評発売中ですので、ぜひお手に取ってみてください。
完全版(全22巻) 価格:各1,200円(税込) / 文庫版(全14巻) 価格:各720円(税込)