ガリレオシリーズ、初の完全書き下ろし!「禁断の魔術 ガリレオ8」!

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今週オススメさせていただくのは、天才物理学者・湯川学が主人公の人気シリーズの最新刊
「禁断の魔術 ガリレオ8」です (*,,・`ω´・*)ノ


著者:東野 圭吾  価格:1,470円(税込)

 

8月に発売された前作「虚像の道化師 ガリレオ7」からわずか2カ月足らずで、早くも人気シリーズの最新刊が発売され
ました (ゝ∀・)v

シリーズ初の完全書き下ろしとなる本作には、「虚像の道化師」と同様に4つの作品が収録されています。

<収録作品>
■ 透視す(みとおす) / ■ 曲球る(まがる) / ■ 念波る(おくる) / ■ 猛射つ(うつ)

 

「透視す(みとおす)」「曲球る(まがる)」「念波る(おくる)」の3つの短編も面白く読むことができますが、本作の半分を占め
る中編「猛射つ(うつ)」は特に読み応えがあります (≧▽≦)ノ


本の帯にある衝撃のキャッチコピー「湯川が殺人を?」
は、この「猛射つ(うつ)」に対するものです。

というわけで、「猛射つ(うつ)」のあらすじをご紹介。

姉を見殺しにされ、天涯孤独となった青年が企てた計画。愛弟子に対し、湯川が
取った驚愕の行動とは・・・。
「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」

 

これだけでどんな内容なのかすごく気になります。
複雑に絡み合った人間関係、教え子に対する湯川の苦悩と信念など、シリーズの傑作「容疑者Xの献身」に負けずとも劣
らない人間ドラマも展開します。

作者の東野圭吾さんは、前作「虚像の道化師」を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうないと思ってい
たそうです。
そんな作者が「小説の神様というやつの気まぐれをたっぷり思い知らされた」という本作「禁断の魔術 ガリレオ8」は、
まさにガリレオ短篇の最高傑作です (*`・∀・´)ノ

シリーズファンなら必読の「禁断の魔術」、ぜひお手に取ってみてください。