4/29映画公開!「八日目の蝉」
早速ですが、今週のオススメ本をご紹介します (・`ω・)/
今週オススメするのは、「八日目の蝉」です!
今年のゴールデンウィーク初日である4/29に公開される映画の原作本です!
2005年11月21日~2006年7月24日まで読売新聞の夕刊で連載されていた作品。
《あらすじ》
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか・・・。
野々宮希和子は、不倫相手の男とその妻の間に生まれた赤ん坊を誘拐し、
逃亡生活をおくりながら自分の娘として育て始める。
「薫」と名づけられたその子供と希和子は、本当の親子であるかのように幸せ
に暮らしていた。たった3年半の間だけ・・・。
捜査から逃れようと友人や宗教団体などを渡り歩いた希和子が、ついに逮捕
されたのだ。幼い「薫」は両親の元へと戻り、本当の名前である「恵理菜」とし
暮らすことになるのだが・・・。
「不倫」や「誘拐」という重苦しいテーマの作品なのですが、不思議と引き付け
られてどんどん読み進めてしまえます。
「誘拐」はもちろん犯罪なのですが希和子が「薫」へ注いだ愛情は紛れもな
く本物であり母性や親子のあり方についても深く考えさせられる作品です。
成長して地上へ出たら、七日ほどで死んでしまう蝉。
その中で八日目まで生き残った蝉は・・・。
映画の公開までに、ぜひお手にとってみてください (,,-`ω´-)o