直木賞作家・葉室 麟の新境地！傑作歴史長篇「霖雨」、今週末発売！
今週のオススメ書籍は、「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞 した葉室 麟の最新作「霖雨」です (*ゝω･*)ﾉ
著者：葉室 麟 価格：1,785円（税込） 発売日：5月11日（金）
＜あらすじ＞
江戸幕府の直轄領である豊後日田（大分県日田市）。
儒学者であり詩人でもある広瀬淡窓（ひろせたんそう）は、全寮制の私塾・咸宜園（かんぎえん）を創立する。
年齢・学歴・身分を問わずに入門できるとあって、咸宜園には全国から入門希望者が集まった。
しかしお上は淡窓を危険な存在とみなし、直轄領を管理する西国郡代から嫌がらせを受けるようになってしまう。
一方、家業を継いだ弟・久兵衛も、公共工事を請け負わされた為に民の反発を買い苦境に陥っていた。
そんな折、大阪で起きた「大塩平八郎の乱」に加わった元塾生が淡窓のもとに逃げてくる。
お上に反逆する乱に加わった弟子に対し、淡窓はどんな決断を下すのか。
そして、久兵衛は難局を乗り切ることができるのか。
権力の横暴に耐え、清冽な生き方を貫こうとする兄弟の物語。
本作「霖雨」は、著者である葉室 麟がデビュー当時から温めてきた題材を書き下ろした作品です (,,･ω･,,)ﾉ
幕府からの介入を受けながらも、江戸後期最大の私塾を運営し教育のために尽くした淡窓。
多才な能力を活かした様々な公共土木工事を通じて、常に現実と戦い抜いた久兵衛。
お互いが手を携えて困難に立ち向かおうとする広瀬兄弟の姿を通して、「霖雨（長い雨）が降り続いたとしても決して
諦めてはいけない」というメッセージを伝えてくる傑作歴史長篇です (o ･｀∀･´)ﾉ
実在した広瀬兄弟の生き方からは、今の社会でも忘れてはならない大切なものを教えてもらえます。
これまでも様々な歴史小説を世に贈り出してきた葉室 麟の最新作、ぜひお読みになってみて下さい ヾ(^ω^*)
約束を叶えるため、兄弟は奮闘する！大人気コミック「宇宙兄弟」！！
今週ご紹介させて頂くのは、累計発行部数が800万部を突破した大人気コミック「宇宙兄弟」です (,,･ω･,,)ﾉ
著者：小山宙哉 価格：580円（税込） 刊行巻数：17巻（以下続刊）
＜あらすじ＞
南波六太（むった）と日々人（ひびと）の兄弟は、幼少時代に星空を眺めながら「2人で宇宙飛行士になろう」と約束を
交わした。
それから時は流れ、2025年。
弟の日々人は、いつかの約束の通りに宇宙飛行士となり月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。
一方 兄の六太は、上司に暴力をふるったことが原因で会社をクビになり、再就職もうまくいかないでいた。
そんな六太のもとに、事情を知った弟から1通のメールが届く。
メールを切っ掛けにかつての約束を思い出した六太は、日々人を追いかけて再び宇宙を目指し始める。
一直線に夢に向かい、それを手にした日々人。
そんな弟に劣等感を抱きながらも、今度こそ夢を叶えようとする六太。
主役であるこの兄弟はもちろんのこと、六太と同じように宇宙を目指すライバルたちもとても魅力的なキャラクターたち
ばかりです (★≧ω≦)/
宇宙飛行士になるために様々な試験に懸命に挑んでいく六太やライバルたちの姿に、見ているこちらが勇気をもらえる
ような作品です。
ライバルたちとの友情や日々人にも待ち受ける困難など、見どころも満載 (o ･｀∀･´)v
さらに物語中には「JAXA（宇宙航空研究開発機構）」という実際の研究機関も登場するだけあって、宇宙空間の描写
もリアルかつ丁寧にされています。
夢に向かってがんばる男たちの人間ドラマが胸に熱いものを与えてくれる「宇宙兄弟」。オススメです (●ゝω・)ﾉ
また今週末の5/5（土）には、「宇宙兄弟」の実写映画も公開されます。
人気若手俳優の小栗旬が六太を、岡田将生が日々人を熱演しています。
