すべての風呂はローマに通ず。まさかの風呂漫画「テルマエ・ロマエ」!

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今回オススメさせて頂く本は、シリーズ累計500万部を突破した爆笑漫画「テルマエ・ロマエ」です (o’ω’o)ノ


著者:ヤマザキマリ 価格:714円(税込) 刊行巻数:4巻(以下続刊)

<あらすじ>
紀元前128年の古代ローマ。
第14代皇帝の統治により、ローマの街はかつてない活気に溢れていた。
そしてその活気を象徴するように、この時代のローマではすべてに斬新さが求められていた。
古き良き浴場を愛する設計技師のルシウスは、その生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず失業してしまう。
落ち込むルシウスを見かねた友人は、彼を誘って公衆浴場に訪れる。
だが、ゆっくりと風呂につかろうとしたその矢先、ルシウスは現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい・・・。

 

「すべての風呂は、ローマに通ず。」
この言葉の通り、主人公のルシウスは風呂を媒介にして古代ローマと現代日本を行ったり来たりします (。・ω・)ノ
ただし、行く時はほとんどが入浴中、出た先も日本の様々な風呂、ということで、たいていが素っ裸なルシウス。
当然驚く日本人(ルシウスいわく「平たい顔族」)には目もくれず、誰よりも風呂を愛するルシウスは古代ローマにはない
日本のお風呂に夢中になります (´ゝз・`)v

私たちにとっては当たり前の風呂文化も、古代ローマ人のルシウスにとっては画期的なものばかり。
銭湯のフルーツ牛乳に驚きシャンプーハットや家風呂といったルシウスからすれば斬新なアイデアに打ちのめされ
つつ
、古代ローマに帰還した際にはそれらを活かした風呂を作りあげていきます。

生真面目なルシウスが、平たい顔族が何気なく使っている風呂の数々に一喜一憂する姿には、思わず笑いがこぼれま
す (*≧艸≦)

 

ギャグ漫画としてはもちろん、ルシウスやその友人の普段の生活から古代ローマの文化や風習についても知ることが
できる
ほか、当たり前すぎて気付かないでいた日本の風呂の素晴らしさも驚きまくるルシウスによって再認識すること
ができます。

ただ面白いだけではなく、様々な知識も楽しく勉強できる まさに「風呂への愛」にあふれた名作で
す (o・ω´・o)v

 

また今週末の4/28(土)には、なんと「テルマエ・ロマエ」を実写化した映画が公開されます (≧ω≦*)ノ
主人公のルシウスを演じるのは、ローマ人と言われても違和感のない阿部寛です。
その他にも古代ローマ人役として、北村一輝、宍戸開、市村正親といった日本屈指の顔の濃い役者陣が集結しています。

漫画の世界を見事に再現した、映画「テルマエ・ロマエ」もオススメです Σd(ゝ∀・)